求人 会計事務所(税理士)の規模別求人情報の特徴



会計事務所(税理士)の規模制の特徴を考える場合、1〜5人を小規模事務所と言い、100人以上を大規模事務所と言う等の定義はありません。小規模、中規模、大規模事業所等、だいたいの感覚でとらえていただければ良いと思います。

会計事務所(税理士)の小規模事務所が大部分ですし、1人でやっている税理士も多くいます。規模によって、所長税理士の税理士としての実力に優劣があるわけではありません。また、以前には10人を超える会計事務所は地域によっては大きい事務所と言われていた時代もあります。特徴もすべてあてはまるわけではありません。あくまでも私的な参考意見です。

小規模個人事務所(1〜5人)

代表税理士が顧客の担当をしている会計事務所です。
会計事務所の職員は、補助的な仕事をやることが多く、会計データの入力ばかり何年もやり、法人税の申告書の作成は税理士が行っている事務所もあります。正社員と言っても中小規模や大型事務所のパート並みの仕事内容になる場合もあります。

また、親子4人等家族で経営している事務所も多く、その中に外部の人間が入ると仕事がしにくいという話しも聞きます。
しかし、代表税理士の考え方で、仕事の内容が決まります。様々な業務を体験させ、将来的には所長の代わりが務まる人材に育て、組織を大きくしたいと考えている場合もあります。面接ではどのような仕事の内容になるのか、また、将来自分はどんな仕事をしたいのかを代表の税理士とよく話し合うことが必要です。

中小規模事務所(6〜25人)

所長税理士だけがお客様を担当するだけでなく、会計事務所の職員も分担を持って仕事をするような規模です。
スタッフの人数は少人数のため、全体がよくわかり、総合力をつけるには良い規模です。また、直接独立開業のノウハウも学べます。

中小規模の会計事務所は、成長している事務所と、成長が止まって規模が縮小している事務所に分かれ、規模が縮小している事務所の場合には、旧態依然とした会計事務所の基本業務である、会計業務の入力と決算、税務申告しか行っていない事務所も多いのが実態です。
このような事務所の場合には、経営計画や資金調達、助成金、その他幅広い業務を行うことが出来ません。

大規模事務所(100人〜)

創業20年以上の大規模事務所(大手税理士法人)

代表税理士の年齢も60代以上の事務所で、歴史ある大規模事務所の場合には、完全に組織が出来上がっています。このような事務所では、No.2に若年の税理士が居て、組織をさらに大きくしていこうという事務所と、ほどほどに維持出来れば良いと考えている事務所に分かれます。税務や会計の専門的な知識へのこだわりや社員教育等は、組織的に行われていますが、社内競争も激しく、事務所内で責任あるポジションにつくには、年数がかかります。

また、担当部門によって業種を特化していたり、資産税だけを担当している部門があったりと、専門のスタッフが行っている事務所も多く、入社後総合力を身に付けるにはかなりの年数を要する場合が多いと考えられます。大規模の事務所の場合には、1人1人が組織の歯車になり、大手の企業に就職したのと同じような状態になります。

創業10年以内の大規模事務所(税理士法人)

独立する場合の総合力を短期間で身に付けるには不向きだと言えます。
税理士の資格を持ったサラリーマンとして、独立せずに働き続ける人も多くいます。
若手の税理士が代表者で、インターネットによる集客広告を中心にして急拡大している会計事務所(税理士)です。

安い顧問料をセールスポイントにして、顧客の数を増やしている会計事務所が多く、今後どのようにして税務会計業務に新たな付加価値を付けて、顧客単価を上げていくかが課題となっています。月次の記帳代行料が7,000〜9,000円程度では、人件費の最低賃金が決められており、1社当たりにさける時間は限られています。中国等に記帳代行を外注に出している会計事務所が多くあると聞いています。

また、組織作りも試行錯誤の状態で、一部の事務所では会計税務処理がずさんで、質が悪いとのうわさも耳にします。
安い顧問料でより多くの会社を担当しなければならないので、業務の効率化が必至です。
会計事務所(税理士)の未経験者を時間をかけて育てている時間はないため、即戦力の経験者を入れて実務をこなしています。

一般的にはハードで長時間労働になる会計事務所が多いと考えられます。ほとんどが小規模、赤字会社の記帳代行、記帳指導と決算業務を超スピードで仕上げることを要求されるため、会計人としての深いスキルを身に付けることは難しいと考えられます。

専門特化型事務所

東京都内等大都市圏にある会計事務所です。
資産税(相続税、譲渡所得税、贈与税等)を中心に事業承継対策、M&A、組織再編税制、国際課税、事業再生に伴う税務相談等に特化して行っている会計事務所です。代表者は専門的知識が深く著作等も多く書かれている税理士が多いと考えられます。

一般的な記帳代行や決算書の作成等の業務は行っていません。会計事務所に始めて勤務する人は殆ど採用しません。税理士資格の保有者で滞在能力の高い人しか採用しないのが一般的です。

入社してすぐにでも高度な専門的知識を問われます。相当の自信のある人や、即戦力のスタッフ以外には不向きです。また、独立する場合には、専門領域の需要は限られているため、高い能力が無いと中途半端に終わってしまいます。

 


主な業務エリア
<千葉県>千葉市(中央区、稲毛区、花見川区、美浜区、若葉区、緑区)四街道市、習志野市、船橋市、浦安市、市川市、市原市、鎌ケ谷市、柏市、松戸市、野田市、成田市、佐倉市、東金市木更津市、銚子市、館山市、茂原市、、旭市、勝浦市、流山市、八千代市、我孫子市、鴨川市、君津市、富津市、袖ケ浦市、八街市、印西市、白井市、富里市、いすみ市、匝瑳市、南房総市、香取市、山武市印旛郡(酒々井町、印旛村、本埜村、栄町香取郡(神崎町、多古町、東庄町)山武郡(大網白里町、九十九里町、芝山町、横芝光町長生郡(一ノ宮町、睦沢町、長生村、白子町、長柄町、長南町)夷隅郡(大多喜町、御宿町)安房郡(鋸南町)<東京都>葛飾区、足立区、荒川区、台東区、江戸川区、墨田区、江東区、千代田区、中央区、港区、文京区、豊島区、新宿区、渋谷区、目黒区、品川区、大田区、世田谷区、中野区、杉並区、北区、板橋区、練馬区




Copyright by 求人・会計事務所|田代税理士事務所 このホームページに掲載されている文章・画像の二次利用・無断転載を禁止いたします。

トップページ田代会計事務所求人情報転職情報未経験者求人事務所規模別特徴会計事務所給与税理士受検と両立社会保険の損得職員教育研修法人税の申告教育経営計画研修資金繰りノウハウ相続のプロ研修建設業の許可スキル税務調査立会教育セミナー開催弁護士求人税理士求人社会保険労務士求人司法書士求人行政書士求人ファイナンシャルプランナー求人中小企業診断士求人宅建・建設会社求人所在地図お問い合せ代表者紹介